私たち日本人は、回転寿司が「高級なもの」として受け入れられることにどうしても疑問を感じてしまいますよね。そこで、ブエノスアイレスに「とっても高級な回転寿司」がオープンしたという話を聞き、その実態を探るべく、寿司好きな2人の娘と、海産物は一切食べられない夫と4人で、話題のレストラン「TO」に行ってみました。
お寿司が食べられない夫のためには、前菜として神戸牛のカルパッチョ、メインにこれまた神戸牛のステーキを注文。回転台に乗せられてくるお寿司はサーモンやアボカドを使った、いわゆる欧米風のSUSHIなのですが、これがなかなか美味しい。カルパッチョとステーキも、やわらかくてお味も良くて大満足の一品。 お寿司をたくさんいただいて、そろそろデザートを・・・と思ったとき、回転台の上を通り過ぎたのはなんとスパークリングワイン。さすが「高級回転寿司」です。でも、すでにお寿司と一緒にシャルドネの白ワインを飲み尽くしていた私は、スパークリングには手を出さず、おとなしくデザートを注文することに・・・。 甘いものも和洋折衷を極めていて、抹茶とオレンジ、チョコと生姜といった組み合わせ。私たちは「シトラス風味のクレームブリュレ&ライチのシャーベット」と「ココナッツムース&マラクヤのタルト」の2品をいただきましたが、どちらも非の打ち所が全くない美味しさでした。 (Fotos 1 y 4 via "TO Restaurant") TO Restaurant Costa Rica 6000 (Arevalo通りとの角 / パレルモ・ハリウッド地区) 電話:4772-8569 公式サイトはこちら 追記:2009年7月現在、ランチはなくディナーのみ。回転台にたくさんのお皿が回り始める22時前後がオススメの時間帯ですが、予約をお忘れなく。 追記2:本文でも触れたとおり、「TO」のお料理はあくまでも「フランパニーズ」であり、日本食ではありません。純粋な日本料理をお召し上がりになりたい方は、日本食レストランに行かれることをオススメします! #
by precious31
| 2009-07-12 14:55
| レストラン
私が大好きな街ニューヨークのチェルシー地区に、「Eleni's」という可愛いクッキー屋さんがあります。こういうクッキーがブエノスアイレスにもあったらいいのに・・・とず~っと望んでいたら、ついに願いが叶いました。
「FARINETAS」(ファリネタス)は、モンセ・カプデビラとナティ・ロペスの2人の女性がプロデュースする、オーダーメイドクッキーのお店です。アイシングできれいにデコレーションされたクッキーは、単なるクッキーではありません。長さ10cmと大きめで、ひとつひとつラッピングされていて、パーティーに来てくれたゲストの皆さんへのスーベニアにしたり、箱いっぱいに詰めてケーキの代わりにプレゼントしたりするための、特別なクッキーなのです。 モンセとナティは、まずあなたがどのようなクッキーを求めているのか聞いてくれます。私はブエノスアイレスのお土産になるようなデザインをリクエストしました。「YoBA」(=I love Buenos Aires)と書かれたTシャツに、この街の象徴でもある黄色の屋根と黒いボディのタクシー、それから、サッカーのアルゼンチン代表チームのユニフォームに身を包んだテディたち。なかなか可愛らしいでしょう? 他にもウェディング、赤ちゃんのお誕生祝い、父の日、母の日にも対応するいろんなデザインがあり、クッキーの表面に写真をプリントすることもできます。最近では、会社のロゴを入れるオーダーが多いらしく、イベント時の一風変わったプレゼントとして人気があるのだとか。可愛いだけでなく、タマゴとバターをたっぷり使ったとても美味しいクッキー、これでもう、ニューヨークの「Eleni's」を恋しがることはなくなりました♪ FARINETAS 電話:ナティ 15-5151-3520 モンセ 15-5332-3788 Email: galletitas@farinetas.com 公式サイトはこちら 追記:注文にはメールをオススメします。英語でもOKで、モンセとナティがとても迅速に丁寧に応対してくれるので安心。クッキーは20個からのオーダーとなります。 #
by precious31
| 2009-07-11 06:58
| スイーツ
今、アルゼンチンで最も売れているものといえば、アルコールジェルでしょう。新型インフルエンザの感染を防ぐために大切な手洗い。ジェル状になった速乾性のアルコール剤を使えば、どこにいても手軽に手を消毒することができます。ところが、新型インフルエンザの蔓延に伴って大勢の人が一斉に買い求めたせいで、スーパーや薬局では売り切れ続出。細々とジェルの生産に当たっていた町工場も、以前は1ヶ月に3000個売れれば良いというペースだったのが、6月に入ってから6万個のストックが完売したそうで、現在は生産が需要に追いつかないとか。
あちこちのスーパーや薬局で売り切れているアルコールジェルですが、私はバス&ボディ用品のショップで購入しました。以前紹介したことのある「VZ Bath & Body」というお店です。 アルコールジェルというと、無色&無香料のものがほとんどですが、カラーセラピーやアロマセラピーに力を入れる「VZ」のジェルは、カラフルでいい香り。グリーンの「Verbena」(バーベナの花)、ブルーの「Oceanic」(スプラッシュマリン)、ピンクの「Watermelon」(スイカ)、オレンジの「Peach」(ピーチ)という4種類の展開。色ではピンクが好きな私ですが、スイカの香りだけはどうしても好きになれないので、「Peach」を買いました。アルコールだけどピーチのいい香りがして、これなら小さな子供たちも喜んで使えそうですし、消毒剤らしからぬクリアチューブに入っているところもいいです。 新型インフルエンザに関しては、騒ぎすぎるのも良くないし、過小評価をしてもいけません。一人一人が感染を防ぐことを自覚し、社会人として責任ある行動を取りたいものですね。 「VZ」のショップは、ブエノスアイレスだけでなく、アルゼンチン国内の主要ショッピングモールに入っています。店舗の所在地については公式サイト のインデックスにある「Locales」でご確認ください。 #
by precious31
| 2009-07-08 12:56
| 生活情報
どこの国にも、代々伝わる処方をもとに作られて、昔から現在に至るまでたくさんの人が愛用し続けている薬というものがあると思います。日本だったら正露丸やオロナイン軟膏などがその代表で、龍角散などは200年もの歴史があるとか。こういう「昔ながらの万能薬」って、比較的刺激が少なくて、どことなく「身体に優しい薬」という印象を与えてくれませんか。
アルゼンチンでも、歴史のある万能薬が使われています。とはいえ、原産はお隣の国ウルグアイ。人口330万人の小さな国が世界に誇るその万能薬といえばこれ、「Dr. Selby」(ドクトール・セルビー)です。 Dr. Selbyとはご覧の通りの膏薬で、すり傷、切り傷、軽い火傷、皮膚荒れ・かぶれなどに良く効きます。私の場合、冬の寒い時期に手の甲が赤くなるほど荒れてしまったら、就寝前にDr. Selbyを塗って翌朝までに治します。オロナイン軟膏と比べるとやや重たい感じのクリームなので、少量をつけてゆっくり丹念にすり込む必要がありますが、それだけに効果はなかなかのもの。チューブのアンティークグリーンは大好きな色なので、ますます愛着を感じてしまう私。これから7~8月にかけてますます寒くなるブエノスアイレスで、バッグの中に欠かせない必需品のひとつです。 *Dr. Selbyには「Crema Curativa」(クレマ・クラティーバ=軟膏)と「Gotas Nasales」(ゴタス・ナサーレス=点鼻薬)の2種の薬があり、ここで紹介しているのは軟膏の方です。ウルグアイ国内の薬局では確実にお求めになれますが、アルゼンチンでも取り扱っている場合がありますので、直接薬局にお問い合わせください。また、お肌に合わない方もいるので、初めてお使いになる際は通常の塗り薬と同様、少量でお試しくださいね。 #
by precious31
| 2009-06-28 02:46
| 生活情報
先日、友人とチョコトルタについて話をしていたときのこと。「これにチョコトルタの特集が載っていたわよ」と渡されたのは「JOY」という雑誌。グルメとワインの最新情報が掲載されている月刊誌です。
アルゼンチンを代表するホームメイド・ケーキを賛美しながら、チョコトルタをデザートのメニューにラインナップしているカフェやレストランのランキングが紹介されています。肉料理で有名な「Miranda」や、美味しいお茶が飲めるティーハウス「Tea Connection」もその中に含まれていて、これを読めば、自分が作るチョコトルタが一番!と自負する人たちも「一度は外で食べてみようかな」という気持ちになることでしょう。 雑誌のスタイルもオシャレで、ひとつ間違うと野暮ったく見えがちなチョコトルタも、可愛らしいモデルのおかげでクラスアップ。どの写真を見ても、繊細な美的感覚を持つグルメたちを満足させるに十分なほど美しい。レストランやワインを紹介する記事が、素敵なファッション誌に掲載されているという感じです。 インターネットの普及に伴って、出版物の数が激減する傾向にある今日この頃。雑誌や新聞を買わずとも、様々な情報がネットで得られる時代になりました。それはそれでとてもありがたいことであり、私も日々その恩恵を被っているのですが、やっぱり「印刷物を手にして読む」という習慣は良いもの。今まで、ブエノスアイレスのグルメ情報はネットと口コミだけに頼っていた私ですが、これからは「JOY」も活用して、出版物を応援したいと思います。 現在発売されている「JOY」6月号では、ブエノスアイレス市のダウンタウン「Microcentro」(ミクロセントロ)地区における「ベストランチ25」が紹介されています。レストラン1件ずつの細かい評価とランチのお値段が載っていて、microcentroで働く人なら必見!の号です。 Fotos: Cortesia de Revista "JOY" チョコトルタが食べられるレストラン&カフェ(一例) *Miranda Costa Rica 5602 (Fitz Roy通りとの角 / パレルモ・ハリウッド地区) *Tea Connection Uriburu 1597 (Pena通りとMelo通りの間 / レコレータ地区) #
by precious31
| 2009-06-25 05:24
| 生活情報
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