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サンテルモ地区で人気のビストロ [Caseros]

c0114387_9155023.jpg古い建築物と石畳の道路がそのまま残る美しい地区、サンテルモ。アンティーク街としても有名なこのサンテルモに、とても美味しい家庭料理がいただけるレストラン「Caseros」(カセーロス)があります。実はここはViolraviol(ビオルラビオル)のデザイナーであるセシリアの親友シルビーナ・トゥルイルのお店。オープンからまだ1年ほどしか経っていませんが、早くもサンテルモ地区の人気のビストロのひとつに数えられるほど有名になり、ニューヨーク・タイムズ紙でも紹介されました。c0114387_924426.jpg
シャビーでシンプルな内装に、ヴィンテージのテーブルウェアが素敵に融合しています。メニューはアルゼンチンの昔ながらの家庭料理が中心となっていて、オーヴンで焼いた大きなビーフにポテトを付け合せたもの(画像左下)や、ほうれん草入りラビオリなど、シンプルで美味しいものばかり。甘いものがお好きなら、デザートにココナッツ風味のプディング(画像右下)がオススメ。小さいけれど結構な甘さなので、2人でシェアしてもいいでしょう。
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自然光がたっぷり注ぐ明るい店内に、にこやかで俊敏に応対するウェイトレスたち。人気の秘密はお料理の美味しさ以外にもあるようです。サンテルモ地区を散策の際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

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Caseros
Caseros 486(サンテルモ地区)
Tel. 4307-4729
公式サイトはこちら
*1°foto: Via Facebook
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by precious31 | 2010-11-02 10:09 | レストラン

アットホームなB&B [Hotel Rugantino]

c0114387_1441572.jpgここ数年、観光ブームの恩恵を受けているブエノスアイレスには、どんどん新しい宿泊施設が作られています。しかも、観光地として定番のホテルが集まるセントロ(ダウンタウン)ではなく、市内のオシャレなスポットに滞在する観光客も増えている様子。私自身も、海外に行くときはできればそういう地区に泊まりたいと考える方なので(昨年のハワイでは思いっきり観光客が集中するワイキキのど真ん中に宿泊しましたが)、パレルモ近辺に新しく登場したホテルにはかねてから興味を抱いておりました。
そんな折、先日、日本から来たお友達が宿泊したホテルがとても良かったので、ぜひここで紹介させていただきたいと思います。

c0114387_1482993.jpgパレルモ・ソーホーにある「Hotel Rugantino」(オテル・ルガンティーノ)は、カルロとニコラのイタリア人親子が経営するアットホームなB&B(ベッド&ブレックファスト)。この地区に多い古い家屋を改装した建物ですが、既存の柱や窓枠をそのまま残したことで温かい雰囲気が醸し出されています。

c0114387_3184463.jpgこちらはややはにかんだような笑顔が素敵なニコラ。お父さんのカルロと共に、滞在中のちょっとした相談にも快く乗ってくれる、とても頼れる存在です。部屋数が全部で8つと少ないのは、彼らがお客様を遠くからやって来た親戚のようにお持て成しするためなのだそう。一泊75ドルから115ドル(*2010年9月30日現在)という宿泊料金には朝食も含まれていてリーズナブル。2~3ブロックも歩けばパレルモ・ソーホーのど真ん中、7~8ブロック先には地下鉄のPlaza Italia駅というロケーションも最高です!

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Hotel Rugantino
Uriarte 1844 (Costa Rica通りとNicaragua通りの間)
Tel. 4773-2891
*公式サイトはこちら

*ホテルの画像はニコラから許可を得て公式サイトのものを掲載しています。無断転載はご遠慮ください。
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by precious31 | 2010-10-01 03:44 | 観光

ポロへのお誘い [Campeonato Argentino Abierto de Polo ]

アルゼンチンが世界的にも強さを発揮しているスポーツといえば、サッカーやバスケ、ラグビーが有名ですが、実はそれらの競技以上に、アルゼンチンが世界一と呼ばれるに等しいレベルを誇っているスポーツがあることをご存知でしたか?
答えはこちら ↓ 。そう、ポロなのです。
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ポロは1800年代末期に、イギリス移民たちによってアルゼンチンに入って来ました。ここには馬を育てるための好条件が揃っていたことから、何頭ものサラブレッドを飼育できるだけの経済力を備えた貴族たちの手によって伝承され、やがて名選手たちを次々と生み出すようになりました。c0114387_5593961.jpg
毎年11月中旬から12月初旬にかけてブエノスアイレスのパレルモ地区で開催されるポロ・アルゼンチン・オープン(正式名称はCampeonato Argentino Abierto de Polo)は、世界中のポロ関係者の注目を集める大きな大会です。アルゼンチン国内で今シーズン優秀な成績をおさめた8チームだけが参加できるとあって、毎回非常にレベルの高いゲームが展開されます。
今年の大会は、11月14日から12月5日まで。競技そのものはもちろんのこと、F1マシーン並みのケアを受けるサラブレッドたちの美しさ、従順さに心を打たれます。アルゼンチン・オープンをより楽しんでいただくために、競技のルールはこちらで確認していただくことにして、ここでは注目の選手を紹介致しましょう。

c0114387_6161985.jpgまずは、国内だけでなく海外のポロ界でも大人気のナンバーワンプレーヤー、Adolfo Cambiasso(アドルフォ・カンビアッソ / 画像上&左)。「La Dolfina」(ラ・ドルフィーナ)というチームのオーナー兼キャプテンです。最高クラスを表すハンディキャップ10の選手で、ポロ界では珍しく、貴族出身ではありません。そのため、貴族の人たちからは異端児扱いを受けていますが、とにかく巧いので誰も文句は言えません(笑)。トレードマークは、アルゼンチン国旗柄のヘルメット。以前、ラルフ・ローレンのモデルに起用されたこともあるほど凛々しい容姿の持ち主です(私も大ファンです)。

c0114387_6292895.jpgそのLa Dolfinaの最大のライバルが「Ellerstina」(エレルスティーナ)。歴代の名選手ゴンサロ・ピエレスが引退と同時に作ったチームで、前述のカンビアッソも17才のときにEllerstinaの一員として初めてアルゼンチン・オープンに参加して優勝しています。現在はピエレスの息子たちが主軸となっており、中でもFacundo Pieres(ファクンド・ピエレス / 画像左)はカンビアッソと同様、ハンディキャップ10の選手としてチームを引っ張っています。
昨年は決勝でLa DolfinaとEllerstinaが対決する最高のカードが実現(一番上の画像はそのときのもの)。大接戦の末にEllerstinaが優勝しました。1853年から始まり、今年で116回目を迎えるアルゼンチン・オープン。機会のある方は、ぜひ一度生で観戦してみてください。(Photos by Javier Garcia Martino)

Campeonato Argentino Abierto de Polo
会場:"Campo Argentino de Polo"
Av. Libertador y Dorrego (パレルモ地区)

*大会は全7節で、試合が行われるのは土日の午後となります。チケットは「Ticketek」(Webサイト)でお求めいただくことができますが、前売り券は全7節分のみの販売となっています。1試合ずつの購入をご希望の方は、試合が行われる週の月曜日より、「Ticketek」のサイト又はチケットブースでお買い求めください。チケットブースの場所はこちらでご確認いただけます。

追記:アルゼンチン・オープンには各界の著名人が観戦に訪れることでも知られています。元英国王妃のサラ・ファーガソンや、俳優のロバート・デュヴァル、トミー・リー・ジョーンズなどは常連で、他にも有名デザイナーやモデル、プロスポーツ選手たちが姿を見せるので、会場に行かれる方はスタンドのチェックもお忘れなく!

★完結間近と言いながらなかなか完結できていない「番外編ハワイ」ですが、興味がおありの方はぜひお立ち寄りくださいませ♪
(↑の「番外編ハワイ」の文字をクリックすると記事が一覧されます)
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by precious31 | 2009-10-23 07:26 | 観光

クリスティーナ牧場でパタゴニアを満喫! Part 3

美味しい食事の紹介のあとは、「Estancia Cristina」(エスタンシア・クリスティーナ=クリスティーナ牧場)での過ごし方についてお話しましょう。
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とにかく広〜い牧場は、Part 1で紹介した通り、氷河、渓谷、滝、川、湖といった「自然の芸術」の宝庫。日帰りツアーではこれらの景色を堪能するハイキングができ、宿泊すれば帰りの船の時間に制限されることもないので、山の上から壮大な氷河を上から眺めたり、たくさんの化石が埋もれている渓谷を歩いたりできます。c0114387_12164169.jpg また、敷地内を馬に乗って散策するプログラムもあります。乗馬のために貸してもらえるモスグリーンのヘルメットと革製のチャップスはとても上品でお洒落。c0114387_1231390.jpg
この出立ちで大自然の中を闊歩するのですが、途中、水面が馬のお腹の辺りまで届く川を渡ったり、道になっていない山中のトレイルを通ったりと、かなりワイルド。でも、山の上に氷河が見える環境で馬に乗るなんて、なかなかできることではありません。(↓画像の左上に見える山の間の白い部分が氷河です)
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c0114387_1243268.jpg宿泊用のコテージは、1室につき3名まで泊まれるほどゆったり。インテリアにはアンティークやヴィンテージの家具&小物が随所に取り入れられ、デスクにも古いミシン台が使われていました。コテージの数は3軒のみ、全部で12部屋しかないのは、訪問客の一人一人を心からもてなしたいという管理会社の温かいホスピタリティの証です。
トレッキングにハイキング、バードウォッチング、乗馬に釣りまで楽しめるクリスティーナ牧場ですが、あえてアクティヴィティには参加せず、美味しいものをいただいて、自然の中でゆっくり過ごすのもいいかもしれません。
働いているガイドや従業員たちは、パタゴニアに魅了されて各地からやって来た若者ばかり。皆、牧場に住み込みで働いているのですが、言葉に表現し難いほど美しい大自然の中で生活していると、都会に帰りたいとは思わないそうです。街中でなければ暮らせない私でも、彼らのそんな思いが理解できるような気がする。それがパタゴニアの魅力であり、クリスティーナ牧場はその魅力の集大成と言えるでしょう。
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Estancia Cristina
9 de Julio 69, El Calafate
Pcia. de Santa Cruz, Argentina
電話:(02902)491-133
公式サイトはこちら
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by precious31 | 2009-01-27 12:34 | 観光

クリスティーナ牧場でパタゴニアを満喫! Part 2

「Estancia Cristina」(エスタンシア・クリスティーナ=クリスティーナ牧場)の素晴らしいところは、言葉に表現できないほど雄大なその景色だけではありません。
何はさておき、食事。読んでくださる皆さんに今すぐにでもお味見していただきたいくらい、全てのものがとってもとっても美味しいのです。
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まずはランチメニューを紹介しましょう。アサード(アルゼンチン式バーベキュー)で焼かれたパタゴニア名物のラム肉(↑画像左)は、クセが全くありません。骨の付いた部分を手でつかんで豪快に食べられます。ラム肉が苦手という人でも食べられる美味しさですが、どうしても・・・という人のために牛肉も用意されていて、どちらも食べ放題。新鮮なレタスがたっぷり入ったグリーンサラダはもちろん、アサードされた野菜(画像中央)も美味。これも食べたいだけ食べられるので、我が家は6人で野菜類を3度もおかわりしてしまいました。デザートのプリン(画像右)には自家製ドゥルセ・デ・レチェが添えられていて、これがまたトフィーの芳ばしさ引き立つ感動の味。ワインも飲み放題ということで、このランチだけでも、牧場に来た甲斐があるというものです。
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宿泊すると、午後のティータイムを楽しむこともできます。牧場の方から「お茶ですよ〜」のお誘いをいただいて敷地内のオクタゴンハウスに行ってみると、テーブルには手作りの焼き菓子(↑画像左)に、ハム&チーズの盛り合わせ(画像右)。カフェ・コン・レチェ(スペイン語でカフェオレの意)の前に、ハムとチーズと一緒にスパークリングワインをいただくこともできるのですが、どれも本当に美味しい。生ハムと、Bondiola(ボンディオラ)という豚肩ロースのハムもあり、ティータイムには甘い物しか食べられないと言っていた夫も、いつの間にかハムとチーズを平らげていました。
c0114387_2235416.jpgディナーはアラカルトで、メニューの中から肉や魚、パスタなどを選ぶことができます。私たちが泊まった夜は、デザートにシェフ手作りのドゥルセ・デ・レチェのアイスクリームをいただきました。ホワイトチョコ&ラズベリーソースのトッピングという、ドゥルセ・デ・レチェとは意外な組み合わせが絶妙でした。
恐れていた通り(?)、食べ物の話題だけでずいぶん長くなってしまったので、Part 3に続きます!

Estancia Cristina
9 de Julio 69, El Calafate
Pcia. de Santa Cruz, Argentina
電話:(02902)491-133
公式サイトはこちら
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by precious31 | 2009-01-26 01:19 | 観光

クリスティーナ牧場でパタゴニアを満喫! Part 1

今回は、パタゴニア地方にある、私が大・大・大好きな牧場を紹介します。
アルゼンチン国内には観光牧場というものが各所に多数あるのですが、ここだけは「別格中の別格」。昨年、仕事で数回訪れる機会に恵まれて、すっかりこの牧場の虜となった私は、この度、夏休みを利用して家族と一緒に行って来ました。
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ブエノスアイレスから南西に飛行機で約3時間のところに「El Calafate」(カラファテ)という町があります。パタゴニア地方にある氷河を見るために訪れる観光客の大半が宿泊のベースとする町なのですが、c0114387_1165755.jpgそのカラファテから船で2時間ほど、美しい流氷を眺めながら、まるで海のように大きな大きなアルヘンティーノ湖を渡って北上すると、そこに広大な牧場、「Estancia Cristina」(エスタンシア・クリスティーナ)があります。

c0114387_1205089.jpg敷地の面積は2万2千ヘクタール。なんとフロリダのディズニーワールドが丸々2つ入ってしまう大きさです!周りを囲む山々の間にはいくつもの氷河があって、溶けた水が川となり、滝となり、湖となって牧場内の風光明媚な環境を作り出しています。また、18億年前の地層がそのまま残されているので、大昔は海底に住んでいたアンモナイトや古代イカの化石が辺りにたくさん。かつては海の底だった場所に立って地球の長い歴史を感じていると、その一瞬の中に生きる自分の存在でさえも奇跡的・神秘的に思えてしまいます。
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四駆に乗って1時間ほど、森や岩場を越えて山を登って行くと、雄大なウプサラ氷河を展望できるポイントに。ウプサラ氷河は、パタゴニアの中でも最も後退が著しい氷河の1つです。クリスティーナ牧場のガイドたちは、後退を温暖化と即結びつけることはできないと慎重なスタンスを保っていますが、どんどん崩落して、ほんの20年間に7kmも後退したという話を聞くと、雪の結晶が集まって何百年とかけて作られた氷河が猛スピードで姿を消して行くことに切なさを感じないわけにはいきません。
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このクリスティーナ牧場は大きな湖と氷河と高い山々に囲まれているので、氷床の上を歩いて来れる冒険家でない限り、辿り着く手段といえば船だけ。俗世から完全に隔離された大自然の中で、大昔の地球の名残と、後退を続ける氷河に象徴される「現在」を身体で感じることができる、そんな場所なのです。(Part 2に続く)

Estancia Cristina
9 de Julio 69, El Calafate
Pcia. de Santa Cruz, Argentina
電話:(02902)491-133
公式サイトはこちら

追記:クリスティーナ牧場に行くためには、カラファテ市内にある上記のオフィスで申し込みをします。日帰りツアーもありますが、牧場を堪能するためにはぜひ1泊することをオススメします!
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by precious31 | 2009-01-25 02:20 | 観光

真夏のアルゼンチンより新年のご挨拶

c0114387_2285522.jpgいつもこのブログを訪問してくださる皆さま、遅ればせながらあけましておめでとうございます。

今、アルゼンチンは真夏。我が家も年末からバケーションで海辺のコテージに滞在し、ビーチで遊んだり森林浴を楽しんで、心身ともにリフレッシュ。日本から訪れた両親も一緒に、親子3代で過ごす楽しい夏休みとなりました。
c0114387_22161248.jpg私たちが滞在したのは、昨年と同じMar de las Pampas(マル・デ・ラス・パンパス)。海辺であり森の中でもあるというとても美しい避暑地ですが、ここで私の両親が驚いたのは松毬の大きさ。手の平サイズから、大きいものだと長さが20cmを越えるのもあるのです。この大きな松毬くんたちは、アサード(アルゼンチン式バーベキュー)の火種を作るのに最適なので、コテージの裏庭でたくさん集めました。

今年は個人的に、仕事面でとても忙しい年となります。でもブログはしっかり続けますので、皆さま、今年もどうぞよろしくお願い致します。
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by precious31 | 2009-01-15 21:14 | 観光

番外編:偉大なるパタゴニア

Patagonia(パタゴニア)とは、「南アメリカ大陸の南緯40度付近を流れるコロラド川以南の地域の総称」(Wikipediaより)。アルゼンチンとチリに跨がっていて、山、河、草原、砂漠といった様々な自然形態が集まった広大な大地です。

c0114387_814645.jpgそのパタゴニアでは、氷河を見ることができます。ブエノスアイレスから南西およそ2800km、飛行機で3時間ほど飛ぶと、El Calafate(エル・カラファテ)という小さな街があり、そこから更に西へ進むと、世界遺産にも選定されているLos Glaciares(ロス・グラシアレス)国立公園に到着。公園内には大小多数の氷河があって、左の画像はそのうちのひとつ「Perito Moreno」(ペリト・モレノ)氷河。適度な降雪量と気温に恵まれ、どんどん氷の層を増やし、文字通り「氷の河」となって、1日に2mも前進しているのだとか。高さ60m、20階建てのビルに相当する巨大な氷の塊が動いているなんて、自然の力って本当にすごい。

c0114387_8241139.jpgそのPerito Moreno氷河の上をトレッキングできるツアーがあります。透き通るブルーの氷の上を歩いていると、雄大な自然の中で自分の存在がいかに小さいかを実感。ツアーの最後にサーヴされる「氷河の氷で飲むウィスキー」は格別の美味しさ。氷河に立っているという感動と、トレッキングを終えた達成感で、日々の疲れや悩みなんて一瞬のうちに吹き飛んでしまいます。
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大きな氷河から崩れ落ちた氷の塊は、流氷となって河を流れて行きます。その氷の色の美しさといったら、比較できるものが思い浮かびません。汚れを知らない純粋な色。世界中の人々がもしもこの流氷の透き通ったブルーを見たならば、心が浄化されて平和な世の中になるのではないかしら、なんて夢のような考えが脳裏を過るほど。
公園の中には、温暖化の影響を受け、後退が著しい氷河もあります。地球上の人々が皆で協力して環境を守り、私たちの子供の子供、そのまた子供や孫たちが、ずっとずっとこの貴重な自然を目にすることができるようにしなければ。偉大なるパタゴニアは、無言のメッセージを与えてくれました。
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by precious31 | 2008-03-03 09:14 | 観光

日曜日のアンティーク市

San Telmo(サンテルモ)は、ブエノスアイレス市の南側にある地区。古き良き時代を思わせる街並と石畳の道路がとても美しいところです。
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ここで毎週日曜日、「Feria de San Pedro Telmo」(フェリア・デ・サン・ペドロ・テルモ)、通称「フェリア・デ・サンテルモ」と呼ばれるアンティーク市が開かれます。骨董品屋が建ち並ぶDefensa(デフェンサ)通りが歩行者天国となり、Dorrego(ドレーゴ)広場にはアンティークと呼べるものからヴィンテージ品にジャンクまで、様々な物が売り出されます。
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こういうところに来ると、絶対に使わないものまでうっかり買ってしまいそうになるので、我を見失うことのないように集中力を研ぎ澄まして歩かないといけません(笑)。
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「sifon」(シフォン=サイフォン)は特に、色のついたガラスが好きな私の目にはいつも魅力的に映ります。昔はここにソーダ水を入れて、各家庭に配達されていたものです。実はすでに、うちにもブルーのシフォンが1本あるのですが、キッチンのどこに置けばいいのか悩み続け、未だに棚の中にしまってあります・・・。ちなみに、一番高価なシフォンはピンク色。ピンクのガラスは希少価値があるらしいですね。
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アンティーク市が開かれている間、街頭でタンゴを演奏していたり、踊っているペアもいたりして、「いかにもブエノスアイレス!」という雰囲気。この街を築き上げた人たちが、かつて旧大陸から運んで来た大切な物の数々が集まるところに足を運ぶことにより、不思議なエネルギーを感じます。

Feria de San Pedro Telmo
Defensa通り沿い、Dorrego広場周辺にて毎週日曜日の午前10時〜午後5時まで

追記:とにかく観光客がたくさん集まる場所なので、スリにご注意。リュックやバッグは、身体の前で持つようにしてくださいね。
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by precious31 | 2008-03-03 03:50 | 観光

世界で2番目に美しい本屋

c0114387_12431714.jpgブエノスアイレスの街中を歩いていると、本屋の数が多いことに気づきます。聞いたところによると、アルゼンチンは「南米で最も多くの書店がある国」なのだとか。そして、数多くある本屋の中でも、一際目を引く美しさを誇っているのがここ、「El Ateneo Grand Splendid」(エル・アテネオ・グラン・エスプレンディッド)です。1919年、オーストリア移民のマックス・グルックスマンによって建設されたこの建物は、もともとGrand Splendidという名前の「劇場」でした。当時は様々なコンサートやオペラが上演され、かの有名なタンゴ歌手カルロス・ガルデルも、ここのステージに上がって歌ったことがあると言われています。その後劇場は映画館となり、やがて閉館。本屋として生まれ変わったのは2000年のことでした。

c0114387_12441685.jpg豪華絢爛な内装をそのまま活かした広い店内は、本屋とは思えないほど壮麗。特に目を引くのが、雄大な天井画で、これはイタリア人の画家ナザレノ・オルランディが、第一次世界大戦の終焉を機に世界平和をテーマに描いたもの。好きな本を手に取って立ち読みしていると、20世紀初頭にタイムスリップしたような気分になります。

c0114387_12435234.jpg今週、イギリスの新聞「The Guardian」紙に掲載された「世界で最も美しい本屋」のランキングで、El Ateneo書店はなんと堂々2位の座を獲得しました。歴史や伝統を重んじるイギリス人の目に、昔の大作をそのまま活かした造りが高く評価されたようです。2000㎡もある店内には、各分野の本の他、地下にCDやDVDなどを売っているスペースもあり、さらにその奥に行くと、キッズコーナー。子供たちが好きな本を手に取って楽しめるようになっています。c0114387_12443489.jpg
また、昔ステージがあったところはカフェになっていて、そこで好きな本を読むこともできます。本屋&カフェのスタイルは最近ブエノスアイレスでも増えて来ていますが、このお店を訪れる人たちは、カフェのテーブルに座って本を読むよりも、天井画を眺めることに夢中な様子でした。

El Ateneo Grand Splendid
Av. Santa Fe 1860 (Callao通りとRiobamba通りの間)
Tel. 4813-6052

追記:El Ateneo(エル・アテネオ)はチェーン店で、同じ系列のYenny(ジェニー)書店と同様、アルゼンチン全土に多くの支店を設けています。またTematika.comというサイトを運営していて、海外からもアルゼンチンの書籍を取り寄せることができます。

追記2:ちなみにThe Guardian紙によって世界一に選ばれたのは、オランダのBoekhandel Selexyz Dominicanen書店でした。800年の歴史を持つ大聖堂を利用した、これまた素晴らしいお店です。公式サイトで画像を見ることができます。

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by precious31 | 2008-02-14 12:08 | ショップ