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キッチンの頼もしい味方ーその1:製菓用マーガリン

先日、念願のホームベーカリーを購入しました。一番の目的はパンではなく、家で「手打ちうどん」を作ること。いつも美味しそうなお料理やお菓子のレシピを紹介してくださる、アメリカはコロラド州にお住まいのymomenさんのブログ「はれ、のちくもり」で、ホームベーカリーとパスタマシーンを使って自家製うどんが作れることを知って大感激。以来、ずっと納得の行く製品を探しておりました。
c0114387_9451583.jpg買ったのは、フランスのメーカーMoulinex社のもの。アルゼンチンにはMoulinex社製の家電がたくさんあり、保証もしっかりしています。「これでコシのあるうどんが作れる〜♪」と喜んだものの、やっぱりホームベーカリーですから、パン作りを全くしないわけにはいきません。それどころか夫は、ホームベーカリーが我が家に来たのだから、毎朝焼きたてのパンが食べられる♪と嬉しそう。そこで早速、付属のレシピ本を参考に、シンプルな「食パン」を作ってみたのですが、どうもおいしくありません。小麦粉を変えてもだめ。食べられるけれど、いかにも「素人が作りました」という味になってしまいます。
c0114387_1051556.jpgそんなとき、「これを入れると香りも味も変わるわよ」と知り合いから教えてもらったのが、製粉メーカー「Molinos」(モリーノス)から出ているBlancaflor(ブランカフロール)シリーズの製菓用マーガリン。普通の無塩バターの代わりに、このBlancaflorの製菓用マーガリンを使ってみたところ、「素人パン」は大変貌。まるでデニッシュのようない〜い香り。味もパン屋さんのパンに負けていません。
c0114387_10155671.jpg出来上がったパンを切ってトーストにしたらとっても美味しくて、もう日本のふわふわの食パンを恋しいと思わないくらい大満足。ブエノスアイレスでホームベーカリーを使ってパンを作られる方にぜひオススメしたい「スグレもの」です。製品の包み紙には「ケーキ用」と書いてあるので、今度はこれでパウンドケーキを焼いてみようと思います♪

Blancaflor "Margarina"
スーパーマーケットでお求めになれます

追記:ところで肝心のうどんなのですが、まだパスタマシーンを買っていないので作っていません・・・(泣)。結構なお値段なので、ネットオークションで中古のものを探しているのですが、なかなか良いものが見つかりません。でも、うどんが大好きな長女を幸せにするためなら、中古を探し求めている場合ではない?
→と書いた直後にネットオークションでいいものが見つかりました♪
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by precious31 | 2008-02-25 10:39 | 生活情報

「二人で楽しむブランチ」でお腹いっぱい!

バレンタインランチをいただいたレストラン「Sirop Folie」は、週末においしいブランチが食べられることでもよく知られています。ブランチは本来、朝食と昼食の間に食すものですが、ブエノスアイレスのレストランでは最近、週末の午前11時前後から午後5時までブランチをサーヴするところが増えています。
c0114387_1218383.jpgSirop Folieでのブランチは、2人分で1セット。飲み物は、カフェオレ、紅茶、グラスワイン、スプマンテ、炭酸飲料の中からどれか1つを選び、お食事はパンとパテ、スモークサーモン、チーズの盛り合わせに、ベーコン入りスクランブルエッグ、グリーンサラダ、そしてポテト。これがなかなかのボリュームで、最初にサーヴされるパン、パテ、サーモンにチーズだけでかなりお腹はいっぱいに。

私がいつも美味しいな〜♪と感激するのが、「jalea de champagne」(ハレア・デ・シャンパン)こと「シャンパン」のジャム。下の画像の左角に、クリームチーズと並んで写っている透明のものがそれ。冷たくてふるふるの食感に、スプマンテの風味もしっかり味わえます。パンにつけて食べるのがもったいなくて、そのままスプーンで少しずつ、ゼリーのようにいただいてしまうこともしばしば。
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もし甘いものが欲しければ、サラダやポテトをヨーグルトやクロワッサン&ジャムなどに変えて自分の好きな組み合わせにすることもできます。二人で仲良く分け合って楽しむブランチは、新たな1週間の始まりに備えてエネルギーを補充するのにぴったりです。

Sirop Folie
Vicente Lopez 1661 (Rodriguez Pena通りとMontevideo通りの間)
Tel. 4813-5900
公式サイトはこちら
*ブランチは毎週土曜と日曜の午前11時から午後5時まで。午後1時半を過ぎる頃から混雑するので、前日か、開店直前に予約を入れた方が良いでしょう

追記:日本ではイタリア語で「スプマンテ」と言われることが多い発砲ワイン。スペイン語では「エスプマンテ」と言います。かつては「シャンパン」と呼ばれていたもの以外にも、アルゼンチンにはとてもおいしい発砲ワインがいくつかありますので、また近いうちに紹介したいと思います!
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by precious31 | 2008-02-18 12:23 | レストラン

バレンタインになぜかファミリーランチ

今日はバレンタインデー。アルゼンチンでは「Dia de San Valentin」(ディア・デ・サン・バレンティン)、又は「Dia de los Enamorados」(ディア・デ・ロス・エナモラードス=恋する人たちの日or恋人たちの日)と呼ばれます。日本のように、女性が男性にチョコレートを贈るというような習慣はなく、とにかくカップルが二人きりでロマンチックなひと時を過ごす日。ブエノスアイレス市内の人気レストランでは、様々なバレンタインディナーが用意されます。
c0114387_4422424.jpg私も夫と二人でディナーに行きたかったのですが、夫は今晩「仕事」。ではランチにしましょう♪と言うと、まだ夏休み中の娘たちも「行く行く!」と大張り切り。結局、一家でバレンタインランチという予想外の展開になりました。行ったのは、Recoleta(レコレータ)地区にある「Sirop Folie」(シロップ・フォリー)。ここは去年、こちらにお住まいの日本人の方々と一緒にお食事をしたときに初めて知り、以来、私がブエノスアイレスで一番好きなレストランになりました。シャビーシックな内装といい、家庭的で美味しいお料理といい、こじんまりした雰囲気といい、私にとってはとても居心地の良いスペース。バレンタインデーということで、手作りのハートのクラフトが天井やテーブルの上に飾られているところもアットホームな感じで好感が持てます。
ランチメニューはバレンタイン向けになっていませんでしたが、デザートにハート型のパンナコッタがあるというので、それだけで満足する実に単純な私。夫はステーキ、私はムール貝とオリーヴ入りのリゾット、娘たちはトマト&バジルソースのラビオリをオーダー。パンナコッタはレモンとバニラ風味で、嬉しいことにピンク色のマカロンがついてきましたemoticon-0152-heart.gif
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c0114387_5125589.jpgこのSirop Folieは、向かい側にあるレストラン「Sirop」の支店として2006年にオープンしました。もともとはパティシェだった女性シェフのリリアーナ・ヌメールが作るお料理は、スパイスや素材にこだわった絶品ばかり。Siropがややフォーマルなスタイルである一方で、Sirop Folieはとても家庭的です。午後のティータイムにはTealosophy のお茶とリリアーナが作る上品なスイーツでアフタヌーンティーをいただくことができます。そして今日初めて知ったのですが、ブエノスアイレスではなかなか見かけることのないマカロンも、最低30個から注文を受け付けているそう。ラズベリー、ライム、ローズの3種類あって、女性同士のティーパーティーのためにオーダーする人が多いそうです。本当はランチのあとでお持ち帰りにしたかったのですが、最低でも2日前に注文しないとだめらしく、今回は断念。次に来るときは前もって頼んでおき、お食事のついでにマカロンたちを連れて帰って来よう!と決意したところで、今年のバレンタインデーのお祝いを締めくくった(?)私たちなのでした。
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Sirop Folie
Vicente Lopez 1661 (Rodriguez Pena通りとMontevideo通りの間)
*路地を奥に入って行き向かって左側にあります
Tel. 4813-5900
公式サイトはこちら

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by precious31 | 2008-02-15 05:42 | レストラン

世界で2番目に美しい本屋

c0114387_12431714.jpgブエノスアイレスの街中を歩いていると、本屋の数が多いことに気づきます。聞いたところによると、アルゼンチンは「南米で最も多くの書店がある国」なのだとか。そして、数多くある本屋の中でも、一際目を引く美しさを誇っているのがここ、「El Ateneo Grand Splendid」(エル・アテネオ・グラン・エスプレンディッド)です。1919年、オーストリア移民のマックス・グルックスマンによって建設されたこの建物は、もともとGrand Splendidという名前の「劇場」でした。当時は様々なコンサートやオペラが上演され、かの有名なタンゴ歌手カルロス・ガルデルも、ここのステージに上がって歌ったことがあると言われています。その後劇場は映画館となり、やがて閉館。本屋として生まれ変わったのは2000年のことでした。

c0114387_12441685.jpg豪華絢爛な内装をそのまま活かした広い店内は、本屋とは思えないほど壮麗。特に目を引くのが、雄大な天井画で、これはイタリア人の画家ナザレノ・オルランディが、第一次世界大戦の終焉を機に世界平和をテーマに描いたもの。好きな本を手に取って立ち読みしていると、20世紀初頭にタイムスリップしたような気分になります。

c0114387_12435234.jpg今週、イギリスの新聞「The Guardian」紙に掲載された「世界で最も美しい本屋」のランキングで、El Ateneo書店はなんと堂々2位の座を獲得しました。歴史や伝統を重んじるイギリス人の目に、昔の大作をそのまま活かした造りが高く評価されたようです。2000㎡もある店内には、各分野の本の他、地下にCDやDVDなどを売っているスペースもあり、さらにその奥に行くと、キッズコーナー。子供たちが好きな本を手に取って楽しめるようになっています。c0114387_12443489.jpg
また、昔ステージがあったところはカフェになっていて、そこで好きな本を読むこともできます。本屋&カフェのスタイルは最近ブエノスアイレスでも増えて来ていますが、このお店を訪れる人たちは、カフェのテーブルに座って本を読むよりも、天井画を眺めることに夢中な様子でした。

El Ateneo Grand Splendid
Av. Santa Fe 1860 (Callao通りとRiobamba通りの間)
Tel. 4813-6052

追記:El Ateneo(エル・アテネオ)はチェーン店で、同じ系列のYenny(ジェニー)書店と同様、アルゼンチン全土に多くの支店を設けています。またTematika.comというサイトを運営していて、海外からもアルゼンチンの書籍を取り寄せることができます。

追記2:ちなみにThe Guardian紙によって世界一に選ばれたのは、オランダのBoekhandel Selexyz Dominicanen書店でした。800年の歴史を持つ大聖堂を利用した、これまた素晴らしいお店です。公式サイトで画像を見ることができます。

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by precious31 | 2008-02-14 12:08 | ショップ

アルゼンチンでもスタバ人気は定着する?

c0114387_221673.jpgいよいよ、というか、やっと、アルゼンチンにもスターバックスコーヒーが開店することになりました。第1号店は5月、パレルモ地区のショッピングモール「Alto Palermo」にオープンすることが決まっています。昨年のうちに選出されたスタッフたちは2月現在、チリのサンティアゴ市でバリスタの研修中。3月には本場シアトルにて特訓を受けて、オープンに備えるという万全の体制です。

今や全世界中で支持される「スタバ」ことスターバックスコーヒーですが、アルゼンチンで生き延びるのは容易なことではないと考えられています。行きつけのカフェでゆったりとエスプレッソやカフェ・コン・レチェ(カフェオレ)を楽しむ文化が根付いている保守的な国なので、「紙コップでコーヒーなんて!」と顔をしかめるご婦人がいること。反米感情が少なくないお国柄から、アメリカのものを生理的に拒否する人が多いこと。地下鉄の料金が0.9ペソ(約30円)なのに、その10倍以上もの値段になってしまうコーヒーを、一体どれだけの人がどの程度の頻度で買うのか、という疑問。不安材料はいくつもありますが、ラテンアメリカにてスタバを展開させるメキシコの「Alsea」社は、アルゼンチンでも一大ブームを巻き起こそうとしています。

c0114387_2552379.jpg正直なところ、私は今まで、アルゼンチン国内で「美味しい!」と思えるコーヒーに出会ったことがありません。粒の大きさの揃った良質のコーヒー豆は全てヨーロッパに行ってしまうという話を聞いたこともあり、信憑性のほどはわかりませんが、カフェに入って、まるでタバコのエキスのようなコーヒーが出て来るたびに「そうなのかも」と思わずにいられません。なので、コーヒーの味にこだわりを持つスタバのアルゼンチン上陸はとても喜ばしいこと。海外旅行に行くたびに、わざわざコーヒー豆を買い占める必要もなくなるのですから。

いくら保守的な国とはいっても、舌の肥えたアルゼンチン人のこと、スタバのコーヒーを飲んだらきっと気に入るはず。こうして海外から「良いもの」が入って来ることは、国内のコーヒー産業を奮い立たせるきっかけにもなるのではないでしょうか。オープン直後のちょっとしたブームから人気が定着しますかどうか、お気に入りのバニラシロップ入りスターバックスラテを飲みながらじっくり見守りたいと思います。

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by precious31 | 2008-02-05 03:36 | カフェ

潜水艦のナゾ

アルゼンチンで暮らし始めたばかりの頃、ひとりでカフェに出かけて、隣のテーブルの男の子が飲んでいたものに目が止まりました。ミルクがたっぷり入った大きなカップにドカンとチョコレートのかたまりを入れて、混ぜて、飲んでいるのです。要するに「ココア」なんですが、チョコレートのバーをそのまま入れて飲むスタイルは初めて見たので、ウェイターさんに「あれは何という飲み物ですか?」と聞くと、「Submarino(スブマリーノ)だよ」との答え。
「ス、スブマリーノって要するにサブマリンのこと?潜水艦?どうして?」とすかさず質問するも、ウェイターさんは謎のスマイルをしながら去って行ってしまいました。「私はもしかしたらからかわれたのか?」と思い、メニューを手に取って見てみると、ちゃんとあるではないですか、「Submarino」という飲み物が!
c0114387_052710.jpgこれが、そのsubmarinoです。あつあつのミルクにチョコレートバーがついてきます。左の画像は↓のPark Hyatt Buenos Airesのティーハウスにて娘たちが飲んだもので、銀の可愛いシュガーポットの中には、チョコと一緒にお砂糖も入っています。チョコレートバーを溶かして飲むと、カカオ本来の味がひきたてられるような感じ。粉末ココアとはまた違ったおいしさです。

さて、このsubmarino、アルゼンチンだけでなくお隣のウルグアイでもお馴染みの飲み物なのですが、どうしてsubmarino=潜水艦と呼ばれているのか、はっきりとした理由が未だにわかりません。夫は「チョコレートが潜水艦みたいに沈むからだ」と言いますが、そんなに単純なものなのかしら。あのときのウェイターさんのミステリアスなスマイルもどうも引っかかるし、もしかしたら何か特別な由来があるのでは?と思っています。
どなたか「潜水艦のナゾ」の答えをご存知の方がいらしたら、ぜひ教えてください!
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by precious31 | 2008-02-02 00:35 | 生活情報