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貴族のお屋敷でいただくビュッフェ

c0114387_1030138.jpg外国からブエノスアイレスに来る方が、果たしてこの街を「南米のパリ」のように感じるかどうかは、訪れる場所にもよります。「Centro」(セントロ)と呼ばれるダウンタウンは近代的なビルが密集するオフィス街ですし、最近人気のPalermo Soho(パレルモ・ソーホー)地区はまるで代官山のよう。やはり一番パリらしさが感じられるのは、19世紀末から20世紀初頭に建てられたヨーロッパ風の建物が多く残されるRecoleta(レコレータ)地区ですが、その中でもホテル「Park Hyatt Buenos Aires」は、まさしくパリの名残が息づくところ。「Palacio Duhau」(パラシオ・ドゥオー)という名のお屋敷を改装して作られた、それはそれは美しい建造物です。
Palacio Duhauはもともと、その名の通り、貴族ドゥオー家の人々が住んでいたお屋敷でした。ベルエポック時代の重厚な建築で、柱の上部に施された彫刻や大理石の床、フランス出身の有名な造園家Carlos Thays(カルロス・タイス)が造り上げた段差のある中庭がとても優雅な雰囲気を漂わせています。c0114387_11593021.jpgホテルの中にはいくつかのレストランがあり、そのうちのひとつ「Gioia」(ジョイア)では、メインディッシュだけを選び、前菜とデザートは食べ放題というランチタイムビュッフェが楽しめます。お天気の良い日、貴族のお屋敷の中庭で美味しいビュッフェをゆっくりいただくというのもたまにはいいですね。
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Gioia Restaurant (Park Hyatt Buenos Aires内)
Posadas 1350 (Rodriguez Pena通りとMontevideo通りの間)
*ホテルの正面玄関はAlvear通りに面していますが、Gioiaレストランの入り口は裏側のPosadas通り沿いになります。
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by precious31 | 2008-01-30 12:17 | レストラン

「Tealosophy」のフレーバーティー

紅茶好きな母の影響で、子供の頃から美味しいお茶を味わってきたので、茶葉の質にはこだわりを持っています。89年にアルゼンチンに住み始めた頃はあまりおいしい紅茶がなかったのですが、幸い、今では「本物の紅茶」も手軽に手に入るようになったばかりか、世界に誇れる上質のフレーバーティーを作るブランドも誕生しました。
c0114387_5562880.jpg「Tealosophy」(ティーロソフィー)は、「お茶のソムリエ」Ines Berton(イネス・ベルトン)がプロデュースするブランド。世界各国を飛び回って高品質の茶葉を見つけては、様々な香りをブレンドして100種近いオリジナルフレーバーを生み出しています。ベースとなっている紅茶、日本茶、中国茶はどれも良質で、ブレンドされているフルーツやスパイス、バニラ、カカオも全て天然素材だから深い味わいです。

c0114387_6185277.jpg数ある中で、最もアルゼンチンらしいブレンドと言えばこの「My Patagonia」(マイ・パタゴニア)。パタゴニア地方に咲くロサ・モスケータ(南米産ローズヒップ)とドライベリーに、なんとドゥルセ・デ・レチェがミックスされています。ベースとなっているのは紅茶で、ロサ・モスケータの酸味とドゥルセ・デ・レチェのほんのり甘い香りが美味。

c0114387_6342961.jpg他にも、中国のキーマン紅茶にシトラスフルーツと薔薇がブレンドされた「China Citric Rose」(チャイナ・シトリック・ローズ/画像左上)、日本の煎茶福寿にパイナップルとマラクヤが入ったトロピカルな「Green Geisha」(グリーン・ゲイシャ/右上)、ドライストロベリー入りの中国緑茶「Green Berry」(グリーン・ベリー/左下)、そして私の大のお気に入り、ウーロン茶とほうじ茶にコロコロと小さなキャラメルが入った「Toffee Dear」(トフィー・ディア/右下)などなど、それはそれはたくさんあるのです。c0114387_7114123.jpg片っ端から大きな缶を開けてもらってお茶の香りを嗅いでいると、どれも美味しそうなので迷ってしまうほど。店員さんにまず、何茶のベースがいいか、フルーティーかスパイシーかクラシックといった好みを伝えると、適当に選んで見せてくれます。店内は狭いのに、お茶の他に、中国の茶器や、フレーバーティーと同じ味のシロップなども売っていて、興味は尽きません。時間のあるときにゆっくりと立ち寄りたいお店です。

Tealosophy
Av. Alvear 1883
Galeria Promenade内
Hotel Alvearに併設されているガレリアの奥の方にあります

追記:Tealosophyのお茶は、Hotel Alvear内のティーハウスでもサーヴされています。家でゆっくり飲むお茶は最高ですが、たまには優雅にホテルでアフタヌーンティーを楽しむのもいいですね。
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by precious31 | 2008-01-21 07:25 | ショップ

海でみつけたおいしいもの Part 2

アルゼンチンで最も大きくて有名な避暑地と言えばMar del Plata(マル・デル・プラタ)。ヨーロッパのリゾートを思わせるような、とても美しい街です。夏休みの最終日、夫の仕事の都合で私たちもここで1泊したのですが・・・
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とにかく、ものすごい人、人、人!まったりムードのMar de las Pampas(マル・デ・ラス・パンパス)で過ごしていた私たちにとっては衝撃的な図。海辺の街にいるのにビーチに行かないことは、海好き一家にとっては「ありえない話」ですが、 ホテルのベランダからこの様子を見て、海で遊ぶプランは満場一致であっさり却下!となりました。

c0114387_7284723.jpg気持ちを入れ替えて街の散策に出かけたところ、可愛らしいお店に遭遇。ウィンドーには、ノーマン・ロックウェルの絵のような子供の人形が飾ってあります。「Deliciosos Recuerdos」(デリシオーソス・レクエルドス=美味しい思い出)という名前のこのお店は、アルファホール屋さん。大衆的な商店街の中で、レトロな雰囲気が際立っています。c0114387_8284665.jpgアルファホールの種類は、定番のドゥルセ・デ・レチェを挟んだものの他に、マルメロの果実や青リンゴのジャムをサンドしたものもありました。マルメロのジャム入りはピンク、青リンゴのジャム入りはグリーンのアイシングでそれぞれコーティングされていて可愛らしい感じ。クッキー生地が薄いので、あっさりしたおいしさです。
c0114387_9113697.jpgまた、ここではオリジナルのジャムも販売されています。青リンゴ&キウイ、オレンジ&ピーチ、オレンジ&イチゴといったブレンドジャムで、試食させていただいた結果3つとも購入。マル・デル・プラタにはいくつか有名なアルファホールメーカーがあるのですが、このお店のことは全く知らなかったので嬉しい発見となりました。次にこの街を訪れるときも、目的は海ではなく「美味しい思い出」になることでしょう。
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Deliciosos Recuerdos
Peatonal San Martin 2200番台(Entre Rios通りとCorrientes通りの間)
Mar del Plata - Pcia. de Buenos Aires
大変申し訳ありませんが、正確なアドレスがわかりません!買って来たジャムにもアルファホールにもお店の連絡先が記されていないし、Webサイトもなし。とにかく、歩行者天国となっているPeatonal San Martin通りを、海側から歩いて行くと1ブロック半ほどのところに1軒あり、もっと先に進むともう1軒あります。

追記:文中で触れている「マルメロ」とはカリンのような果実。アルゼンチンでは「membrillo」(メンブリージョ)と呼ばれます。これを柔らかめの羊羹のように加工した「dulce de membrillo」(ドゥルセ・デ・メンブリージョ)はスペインから伝わったお菓子で、そのまま切ってチーズと一緒に食べたり、ジャムのように焼き菓子に使われます。
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by precious31 | 2008-01-19 09:43 | ショップ

海でみつけたおいしいもの Part 1

約2週間の夏休みを終えて自宅に帰って来ました。今回滞在したのは、冬休みにも遊びに行ったMar de las Pampas(マル・デ・ラス・パンパス)という避暑地。ここは以前も紹介したとおり、自然がそのまま残されていて、海と森が一緒になったとても美しいところ。とにかく人混みを避けて、ゆったりと海を満喫したい人にはオススメのビーチです。
c0114387_514775.jpg海で波と戯れて、浜辺でマテ茶を飲んでいると、時が経つのも忘れてしまうほどリラックスするのですが、どういうわけか海辺の空気は、いきなり空腹を呼び覚ましてくれます。もうマテ茶だけで胃袋をごまかすことはできない!というとき、絶妙のタイミングで「Churrero」(チュレーロ=チュロスを売る人)がやって来ました。暑い日なのに、熱いマテ茶と出来立てでほんのり温かいチュロスのなんとおいしいこと!
チュロスはスペイン生まれの揚げ菓子ですが、アルゼンチン式チュロスは中にドゥルセ・デ・レチェを入れるのが主流。我が家では普段あまり食べないお菓子なのに、海辺ですっかりはまってしまいました。それにしても、どうして海ってお腹を空かせてくれるんでしょうね。
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[ビーチに大きな絵を描く夫と、そんなパパを『監視』する次女]

追記:ようやく今年最初の投稿をすることができました。年末からコメントを寄せてくださった皆様、ありがとうございました。そして、お返事が遅くなってしまって申し訳ありません。今年もどうぞよろしくお願いします。
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by precious31 | 2008-01-18 06:37 | 観光