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「チパ」の簡単な作り方

「チパ」(chipa)というチーズパンをご存知ですか?ピンポン玉くらいの大きさで、外はカリッとしていて、中はもちもちっとした食感のパンです。
もともとはパラグアイが原産なのですが、パンなのにイースト菌を一切使わないので、暑いところでも保存が効くことから、20世紀中頃には南米全土に広まって行きました。アルゼンチンではそのままチパ、または「チパシート」(chipacito)と呼ばれ、ブラジルでは「ポン・デ・ケージョ」(Pao de Queijo)と呼ばれています(使われる材料はやや異なるようです)。

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そのチパ、発酵させる必要がないので作り方は至って簡単なのですが、本格的に作ろうとすると、タピオカ・スターチやらパルメザンチーズ、サルドチーズなどなど、いろんな材料を買い揃えなければいけません。でもアルゼンチンでは、ちゃ〜んとこのような便利なものが手に入るのです。
製粉メーカー「Molinos」(モリーノス)から出ている「Blancaflor」(ブランカフロール)シリーズの「チパミックス」。これに水80ccと卵2個を混ぜて、こねて、等分に丸めて180度のオーブンで30分焼けば、おいしいチパの出来上がり!

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キッチン中にチーズの強烈な香りが充満しますが、焼きたてのチパを食べられる喜びは格別。本当に簡単に出来るので、お子さんと一緒に作るのも楽しいですね。日本ではブラジルの「ポン・デ・ケージョ」の方がポピュラーで、「ポンデケージョ・ミックス」というものを扱っている製菓材屋さんもあるようですが、この「Blancaflor」のチパミックスは、アルゼンチンのおみやげとして日本でもウケること間違いなし!です。


c0114387_216177.jpg 上記の「ポンデケージョ・ミックス」は、製菓材を扱っている「クオカ」というショップでネット通販しています。日本でももちもちっとしたチーズパンを作ってみたいという方は、こちらも試してみてはいかがでしょうか。
「クオカ」のサイトはこちら
*左の画像は「クオカ」のものです。私が撮った上の写真よりももっとおいしそうに見えるので・・・

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by precious31 | 2007-04-24 09:35 | Tip

ガーリッシュな喫茶店

★残念ながら、こちらで紹介した「Nina」は閉店しました。(2009年9月)

c0114387_10464295.jpg日に日に新しいマンションや店舗の建設・改築が進むパレルモ・ハリウッド地区に、こんな可愛らしいカフェを見つけました。その名も「Nina」(ニーナ)。4月中旬現在、周囲を工事現場に囲まれた騒々しい環境の中で、ポツンと小さなたたずまいが目立ちます。

c0114387_10521047.jpg中に入ると間もなく、メルヘンチックな雰囲気に吸い込まれます。白を基調としたインテリアに、壁の棚にはMy Little Ponyや、ひと昔前に流行ったトロール人形などが無造作に置いてあって、まるで女の子のお部屋に遊びに来たみたい。また、各テーブルの上には、マリリン・モンロー、アル・パチーノ、ロバート・デニーロなどの写真がフレームに入って飾ってあります。

c0114387_11191988.jpgカフェのカップ&ソーサーも、ワッフルやベーグルがのせられたお皿も、昔懐かしいアンティークなデザイン。焼きたてのワッフルは、見かけこそ普通ですが、ふちはパリパリ、中はふんわりしていておいしい。本当はドゥルセ・デ・レチェと一緒にサーヴされるらしいのですが、私は温かいチョコレートソースにしてもらいました。

c0114387_1125669.jpg奥にあるカウンターの右上に掲げてある黒板には「Lleva Nina a tu casa」(Ninaをあなたのうちに連れてって)と書いてあります。つまり、Nina名物の手作りクッキー&マフィンたちをお持ち帰りしてください、ということ。いかにもホームメイドという感じの大きなクッキーは甘さ控えめで、チョコチップ入り、ジャム付きなどいくつかの種類があります。

お店の雰囲気からスイーツまで、全てのものから手作りの温かさが伝わって来る喫茶店。冬の寒い日にここでホットココアを飲みたいな〜、と思ってしまいました。

Nina
Humbolt 1732 (パレルモ・ハリウッド地区/Honduras通りとEl Salvador通りの間)
Tel. 4899-1800

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by precious31 | 2007-04-17 11:42 | カフェ

バスルームでお絵描き [VZ Bath & Body]


c0114387_12463269.jpgブエノスアイレス市内のショッピングモールに行くと、真っ白な内装が一際眩しい「VZ」というお店に目を惹かれます。美容コンサルタントのベロニカ・スベルブーレル(Veronica Zuberbuhler)がプロデュースする、バス&ボディケア用品を扱っているショップです。ここでは、ピーチのルームスプレーやバニラの石けん、ジャスミンやアップルのハンドソープ、バラのコロンなど、香りと種類のバラエティに富んだ商品ラインナップが自慢。

c0114387_12551070.jpgちょっとした贈り物をしたいときに便利なお店なのですが、小さなお子さんへのプレゼントとして最適なのがこの「ソープペン」。バスルームの壁や窓にお絵描きできる、絵の具みたいな石けんペンです。ピンクはバブルガム、ブルーはチョコレートの香り。パイナップルの香りのイエローもあります。お風呂で落書きなんて、大人でも楽しめそう。キッズラインの製品は他にも、除菌用のハンドジェルや、泡いっぱいのバブルバスを作る液体ソープなどもあって、どれも子供たちが大好きなガムやチョコの甘〜い香り。

店員の女の子たちはみんな、淡いパステルカラーの「白衣」を着ていて、店内にはとにかく清潔な雰囲気が漂っています。海外ではチリやスペインにも支店があって、韓国でも一部の商品が販売されているとか!いつか日本に進出する日が来るかもしれませんね。
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「VZ」のショップは、ブエノスアイレスだけでなく、アルゼンチン国内の主要ショッピングモールに入っています。店舗の所在地については公式サイト のインデックスにある「Locales」でご確認ください。

追記:大人向けには、メンソール成分の爽やかさが疲れを解してくれるフットケア製品や、コンパクトな旅行用キットなどが人気商品とか。最近はヨガやピラティスブームに乗って、アロマセラピーのグッズも豊富に展開されていますよ。

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by precious31 | 2007-04-06 13:43 | バス&ボディ

ブエノスアイレスで生まれたポップアート

ブエノスアイレスに来ると、市内を走っているバスの車体や、レストランの窓、お店の看板に、鮮やかな色使いの美しい絵が描かれていることに気づきます。これは「fileteado porteño」(フィレテアード・ポルテーニョ)、または 「filete porteño」(フィレテ・ポルテーニョ)と呼ばれる、ブエノス生まれの大衆芸術です。

c0114387_484429.jpg1900年代初頭に馬車の装飾として使われ始め、40年代にはバスやトラックに描かれるように。次第に画法も定着し、原色を使うことや、国旗、花、鳥、竜などの動物を必ず入れるという基本的な型が定められました。

c0114387_4505030.jpgやがて、お店の窓や看板などにも使われ始め、フィレテアドール(fileteador=フィレテアードを描く画家)によって独自のスタイルが確立。お店のイメージや目的によって、従来のクラシックなデザインに留まらず、独創性溢れるオリジナルな fileteado が街のあちこちで見られるようになりました。

c0114387_5153519.jpgエルナン・バーロ (Hernan Barro/画像左)は、フィレテアドールの中でも前衛派として知られています。昔ながらのフィレテアードも描きながら、原色ではなくパステルカラーを使ってロマンチックな表札を作ったり、某有名ハンバーガーチェーン店の窓を豪華なフィレテアードで飾ったり、家具や楽器にペイントしたりもします。
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オーダーも受け付けているので、白木のトレイやチーズ用のカットボードなどに「Buenos Aires」という文字とアルゼンチン国旗の色のリボンを書いてもらえば、オリジナルなお土産のできあがり。

c0114387_5431196.jpg ←このようなプレートに自分の名前を書いてもらうこともできますよ。


また、フィレテアドールによってはフィレテアードの教室を開いている人もいるので、画法を習得して自分で描いてみるのもいいですね。

エルナン・バーロのサイトは こちら

追記:紹介した画像は全てエルナン・バーロの作品で、このブログでの使用も快く承諾してくれました。彼はこの他にも、有名なレストランやカフェの窓をガラスエッチングによるフィレテアードで飾ったりもしています。上記のサイトに作品がもっと紹介されていますので、ぜひご覧になってみてください!

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by precious31 | 2007-04-02 06:11 | アート

「アイスクリームの鉄人」によるアイス

世界のグルメたちの間では、アイスクリームといえばイタリアのジェラート!と言われていますが、ここアルゼンチンのエラード(helado=アイスクリーム)も決して負けてはいません。国内にはいくつものおいしいアイスクリーム屋さんがあり、以前紹介したことのある「UN'ALTRA VOLTA」もそのうちのひとつです。

c0114387_13313984.jpg中でも私が大好きなのが「Persicco」(ペルシコ)。1931年に創業した老舗のアイスクリーム屋さんですが、今のようなモダンなロゴとシックなユニフォームに身を包んだ店員さん、そして定番以外のフレーバーで、従来のアイス市場に大革命を巻き起こしたのは2001年のことでした。

c0114387_13433553.jpg今のPersiccoを生み出したのは、一昔前までアルゼンチンでナンバーワンの人気を誇っていたアイスクリーム屋「Freddo」(フレド)の元オーナー2人。つまり、「アイスクリームの鉄人」たちによって、新たなブランドが作られたというわけです。彼らは、それまでアルゼンチンにはなかったマスカルポーネやティラミスの他に、プリンとキャラメルソースが絡み合った「Flaninno」(フラニーノ)、ヨーグルトと苺がミックスされた「Yogurtilla」(ジョグルティージャ)、 苺、バナナ、ピーチ、オレンジが一緒になった「Frutiera」(フルティエラ)などなど、グルメをターゲットに絞った斬新なフレーバーをどんどん展開しています。

c0114387_1414562.jpgしかも、アルゼンチンで定番中の定番ともいうべきフレーバー「sambayon」(サンバジョン)に至っては、←このPersiccoのものが味&舌触りともに国内で一番! 白ワインと卵黄とクリームで作られるイタリアの有名なデザート「サバヨン」をアイスにしたもので、お酒の好きな人だったらやみつきになること間違いなし。Persiccoのサバヨンアイスを食べたら、本場イタリアのサバヨンが物足りなく感じられるかもしれませんよ!

Persicco
パレルモ支店: Salguero 2591 (Cabello通りの角)
ベルグラーノ支店: Migueletes 868 (Maure通りの角)
デリバリーの電話: 0810-333-7377
公式サイトはこちら

追記: Persiccoでは期間限定で「旬のフレーバー」を楽しめることでも知られています。春にはバラの中にメレンゲを混ぜ込んだ「Primarrosa」(プリマローサ)、夏にはすいか、秋はパンプキン、冬はみかんなどなど。今どんなアイスがあるのかは、店頭で確かめてくださいね。

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by precious31 | 2007-04-01 14:23 | アイスクリーム